灰いじり

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RVM使いのための rbenv&ruby-build コマンド簡易対応表

前提

執筆時点(2013/12/26)での話。Ruby 2.1.0 が出たばかり。

rbenv&ruby-buildを使い始めた

自分は今までずっとRVMでRubyを管理していて、最近rbenv+ruby-buildを使いはじめたので簡単にコマンド対応を書き出してみる。

インストールは各公式サイトを参考のこと。以下ではrbenvは ~/.rbenvruby-build は ~/.rbenv/plugins/ruby-build にインストールされているとします。

なお、RVMからrbenvに移行するなら、rbenvを使いはじめる前に ~/.rvm ディレクトリを削除するか.bashrc等の設定を削除するなどして、rvmが読み込まれないようにすること。

本体のアップデート

RubyのバージョンアップではなくRVMやrbenv自体のアップデート。

RVM

$ rvm get stable

最新の最新を使いたい場合はこちら:

$ rvm get head

rbenv & ruby-build

$ cd ~/.rbenv
$ git pull
$ cd ~/.rbenv/plugins/ruby-build
$ git pull

インストール可能なRubyのバージョンの列挙

RVM

$ rvm list known

rbenv & ruby-build

$ rbenv install -l

Rubyのインストール

RVM

$ rvm install Rubyのバージョン

rbenv & ruby-build

$ rbenv install Rubyのバージョン
$ rbenv rehash

rbenvではインストール中に何も出力しないので、インストールの進行状況を見たい場合は、rbenv install -v を使った方がよいです。

インストールされているRubyのバージョンを列挙

RVM

$ rvm list

rbenv & ruby-build

$ rbenv versions

使用するRubyのバージョンの切り替え

RVM

$ rvm use Rubyのバージョン

rvm use --defaultを使うと、指定バージョンがデフォルトになります。

rbenv & ruby-build

$ rbenv global Rubyのバージョン

この方法以外だと、RBENV_VERSION という環境変数.ruby-version というファイルで使用するバージョンを指定するようです。

その他

RVMでRubyを入れると初めからBundlerが入っているけど、rbenvだとそうじゃないので自分で入れる必要あり。